PRP皮膚再生療法というのは自分の血液から採った多血小板血漿を
注入し、たるみ治療などの皮膚の再生や若返りを目指す美容治療です。
自分の血液を使用するためアレルギーや感染症なども起こりにくく、
安全性は高いと言われています。
ただし人によってはリスクの可能性が全くないわけではありません。
具体的に想定できるリスクについて見ていきましょう。
まずは「はれや内出血」の問題で、人により術後にはれが出る場合も
ありますし、注射跡が内出血となるケースもあるようです。
次に、肌に凹凸のようなしこりとなって現れることや、
ふくらみが出てしまうこともあります。これはコラーゲンが増えたことが
主な要因です。
そして麻酔によるリスクも想定しておく必要があります。
たるみ治療などのPRP皮膚再生療法で細胞を抽出する際には、
麻酔を使用しての採取となります。
そのためアレルギー反応が起こることもゼロではないことを
理解しておくと良いでしょう。
たるみ治療をはじめとして、効果については期待以上のものが
得られる場合もありますが、個人差があるということも
念頭に置いておくと良いです。
副作用やリスクを防ぐために必要なことは
たるみ治療などで注目のPRP皮膚再生療法ですが、前述したような副作用は
良いクリニックを選べば、大幅にリスクを軽減することが出来ます。
再生医療というのは、これまでに有効な方法がなかった疾患の治療が
可能になるなどの期待が高まる一方で、まだスタートしたばかりで
あることから、その安全性の確保が何よりも大切であると考えられています。
そのため厚労省では、安全性や管理体制などに厳しい審査基準を設け、
それをクリアしたクリニックだけがこの再生療法を提供できるとしています。
従ってたるみ治療などでの副作用を避けるためには、再生医療計画番号を
取得しているクリニックかを確認することが重要です。
はれに関しては1週間から10日もすればほぼひきますし、注射による内出血は
施術後の冷却などを行ってもらえますので大きく目立つものではありません。
凹凸などの問題は、クリニックの技術不足によるもので
注入の量が適量でないなどの要因があります。
この点に関しても、たるみ治療をはじめとした再生施術実績の
豊富なクリニックを選べば心配することはないはずです。