サーマクールは美容皮膚科で受けられる、美容医療の1つです。
シワやたるみを改善するアンチエイジング効果を発揮します。

ラジオ波という高周波を肌に当て、コラーゲンを熱によって収縮させるのですが、
ダメージを負った部分は早く治そうという、体の機能が働きます。

この作用によって、コラーゲンの再生が促されハリや弾力が蘇るのです。
肌にハリと弾力が生まれる事によって、シワやたるみは目立たなくなります。

たるみで人気のエトセトラ

メスを入れる事なくシワとたるみを改善できるとして、人気のサーマクールですが、
リスクやデメリットはあるのでしょうか。治す

リスクとしては施術後、腫れや赤みが出るという事が
挙げられます。
赤みは数時間から数日程度、腫れは10日間程で
引くケースがほとんどです。

ですが、稀に水疱や色素沈着が出来てしまう場合があります。
この場合、完治までには時間がかかるので注意しましょう。

デメリットとしては、半永久的な効果は得られないという事が挙げられます。
コラーゲンの再生がピークに達すると、自然な老化によって
徐々にシワやたるみが出るようになります。

若々しさをキープしたいのであれば、定期的に施術を受けましょう。キープする
コラーゲンが再生される仕組み|素になるのは「新皮幹細胞からできる線維芽細胞」

真皮上部は網状層と呼ばれる部位で、ここに存在する線維芽細胞がコラーゲン繊維、エラスチン繊維等を作り出している他、古くなった繊維や基質内成分の分解も行なっています。
また真皮内の血管に近い部分には真皮幹細胞が存在しており、自ら各種の細胞に変化する、分裂してコピーを作るといったことが可能です。

このため肌にハリをもたらす細胞が損傷を受けても、真皮細胞が変化することで新たに活発な線維芽細胞ができるようになります。
肌にハリがもたらされるのは、これらの細胞によって作られたコラーゲンやエラスチンが活発に機能しているためです。

ところがこれらの組織の分解には10〜20年ほどの時間がかかるため、その間に血中の糖と結合することもあります。
これは糖化と呼ばれる現象で、年齢を重ねることで肌のコラーゲンやエラスチンが変性し、しわやたるみが気になりだすのはこのためです。
肌の老化を防ぐためには、紫外線によるダメージ対策を始め、エイジングケア化粧品の使用や適度な運動、程よいマッサージなどが挙げられます。

これらのうち適度な運動やマッサージは一見すると直接肌に関係のないように思えますが、毛細血管やリンパの流れを良くすることで肌に十分な栄養を届け、老廃物の排出を促すことが可能です。喫煙やストレス、睡眠不足も血行が悪くなる要因となるため、年齢に応じた化粧品の使用だけでなく生活習慣の見直しも不可欠なものとなります。
また無理なダイエットも栄養の偏りを招くため、バランスのよい食生活も大切です。